岩手県沖合は、寒流の親潮、暖流の黒潮及び津軽暖流の三海流が複雑に交錯し、潮境では良好な漁場が形成されており、「三陸漁場」として知られています。
三陸漁場においては、概して栄養塩が豊富な親潮の影糾が強く、海藻類の生育が良く、アワビ・ウニなどの好漁場が形成されています。
ウニ
日本の沿岸に生息するウニ類は41種類、そのうち食用にされているのは17種。特に主要な漁業の対象となっているのは北方系のキタムラサキウニ、エゾバフンウニと南方系のアカウニ、ムラサキウニ、シラヒゲウニの5種類です。
岩手県で漁業対象となっているウニは、キタムラサキウニとエゾバフンウニの2種類です。
「いわてのウニ」社団法人岩手県栽培漁業協会資料(2011)より引用
